活動概要
GX×レジリエンス強化×カーボンニュートラル GXで八王子を安心で安全な街に そして豊かに。
目的
カーボンニュートラルと地域の経済成長を両立させることは、いま世界が目指している「GX(グリーントランスフォーメーション)」の大きなテーマです。私たちはその実現のために、自治体と企業の枠を超えた強固なネットワークを築き、先進的な「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」の技術を地域に広く取り入れていきます。
さらに、こうした環境技術を災害対策にも積極的に活用することで、まちの「レジリエンス強化(しなやかな強さ)」を高め、誰もが安心して暮らせる、持続可能で豊かな地域づくりを目指します。
私達のビジョン
政府や地方自治体も「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた政策を進めていますが、目標達成に向けた道のりは依然として険しい状況にあります。
こうした中で、当機構は、行政・企業・地域と連携しながら、現場に根ざした具体的なアクションを通じてそのギャップを埋める一助となることを目指しています。特に、東京都八王子市が掲げる「八王子未来デザイン2040」のビジョンを共有し、地域の脱炭素化・レジリエンス強化・循環型経済の構築に取り組んでいます。
これらは単なる環境対策ではなく、地域全体の将来ビジョンと調和する、社会的・経済的に意義ある「地域GX(グリーントランスフォーメーション)」の実践です。
私たちは、「地域から世界を変える」視点を持ち、地域主導型のGXモデルを構築・発信していくことを使命としています。未来を見据え、持続可能で安心して暮らせる社会を、地域の皆さまとともに築いてまいります。
連携協定
行政・企業・地域が一体となって未来を描く
私たち一般社団法人八王子GX推進機構は、「レジリエンス強化」と「ゼロカーボンシティ」の実現を目指し、八王子市、八王子商工会議所と連携協定を2025年10月1日に締結いたしました。
本協定を通じて、私たちは「八王子未来デザイン2040」のビジョンを共有し、地域に根ざしたグリーントランスフォーメーション(GX)の推進に取り組んでまいります。単なる環境対策にとどまらず、地域の安全・安心と結びついた街づくりを進めていくことが目的です。
私たちが目指すのは、市民が安心・安全に生活できる災害に強いしなやかで持続可能な街づくりです。地域のカーボンニュートラルと同時に、災害に備えたインフラや仕組みを強化し、住む人々が安心して暮らし続けられるまちを築いていきます。そして、その取り組みを八王子から発信し、全国や世界に広がるGX推奨モデルとして展開していきます。
八王子GX推進機構は「レジリエンス強化」と「ゼロカーボンシティ」の実現のため邁進して参ります。
初宿市長のコメント
八王子市では、2022年2月にゼロカーボンシティ宣言を行い、市民・事業者・行政が一丸となった「オール八王子」の取り組みを通じ、2050年までに二酸化炭素排出ゼロの達成を目指しています。複雑化・多様化する環境問題の解決には、行政のみならず市民・事業者と連携した取組が必要不可欠です。
そのため、八王子市は、カーボンニュートラル・GX推進・レジリエンス強化の構築を目的として八王子商工会議所及び一般社団法人八王子GX推進機構の3者で、ゼロカーボンシティ実現に向けた連携協定を締結しました。
それぞれの有する知見や技術を活かして相互に共創による活動を推進することにより、地域の脱炭素に対する意識醸成とレジリエンス強化を図り、ゼロカーボンシティ実現を目指してまいります。
八王子市長 初宿和夫
活動の三つの柱
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脱炭素社会を支える
仕組みを広げる再生可能エネルギーや省エネ技術の導入を通じて、GXの実装を推進。 -
サーキュラーエコノミーを
基盤としたGXモデル資源循環の視点から、経済と環境の両立をめざす仕組みを支援。 -
GXとレジリエンス強化をつなげる環境技術を防災にも応用し、持続可能で安心な地域づくりに貢献。